原発事故の教訓は何か――三つの角度から考える／外国特派員協会 志位委員長の講演

2011年7月22日(金)「しんぶん赤旗」

　日本共産党の志位和夫委員長が20日、外国特派員協会でおこなった講演と一問一答の内容は次のとおりです。

司会者のあいさつ

　きょうの発言者は日本共産党委員長の志位和夫氏です。志位氏は、東京大学で物性物理学を研究されてきました。共産党は一貫して原発に反対してきた唯一の政党です。福島原発事故の危機をうけて、再び強く原発を撤廃すべきだと唱えています｡きょうは､どのように原発を撤廃させるのか、原発にとってかわるエネルギーをどうするのか、日本共産党の提案について詳しく説明してもらいます。 [Read More!]

追跡　原発利益共同体／毎年税金60億円／電通・博報堂・産経新聞社など事業請け負い

2011年7月16日(土)「しんぶん赤旗」

「安全神話」刷り込み

　原子力発電を推進するために税金から出されている原子力広報・教育予算は毎年､60億円規模にのぼります｡シンポジウムの開催や説明会、新聞や雑誌の広告など多種多様な取り組みを行っています。事業を請け負っているのは、日本原子力文化振興財団などに加え、大手広告代理店の電通、博報堂や産経新聞社などです。税金を使った原発「安全神話」の刷り込みです。（清水渡) [Read More!]

原発に依存しない社会目指す、エネルギー政策での解散は否定＝首相

2011年 07月 13日 19:51 JST

　［東京　13日　ロイター］　菅直人首相は13日夕、エネルギー政策に関して記者会見し、東日本大震災による東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第１原子力発電所の事故を受け、「原発に依存しない社会を目指すべき」との認識に至ったと説明、「計画的、段階的に依存度を下げ、将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」と述べた。 [Read More!]

九電社長“やらせ”メール謝罪／玄海原発説明会で投稿を組織／本紙スクープ・笠井質問が動かす

2011年7月7日(木)「しんぶん赤旗」

　九州電力の真部利応社長は６日夜、記者会見し、九電玄海原発の運転再開に向けて経済産業省が６月２６日に開いた佐賀県民への「説明番組」に対し、関係会社の社員らに運転再開支持の“やらせ”メールを投稿するよう組織していたことを認め、謝罪しました。 [Read More!]

きれい・安い・安全　原発宣伝うそだった／東電事故で明らかに

2011年7月6日(水)「しんぶん赤旗」

　原子力発電の推進勢力は「クリーン、安全、経済的、安定」をうたい文句にしてきました。東京電力福島原子力発電所の事故はこの宣伝にまったく根拠がなかったことを明らかにしました。（山田俊英） [Read More!]