suga's blog 徒然なるままに
とりとめのないことを、徒然なるままに、書き留めておこうかと思います。

知事選控えて「対決モード」?

知事選控えて「対決モード」/民主「知事の交代が重要」/知事「独自の主張で眺め」

 「石原知事の都政運営がいかに都政を傷つけているのかを明らかにし、都知事を変えることの重要性を訴えるものであります」。14日の都議会代表質問で、民主党の田中良幹事長は切り出した。


 自民党都議らから激しいヤジや怒号が飛ぶ中、都の事業への四男起用、トップダウンで始めた新銀行の業績不振などを批判。知事選まで2カ月を切って、対決姿勢をあらわにした。

 知事も応戦した。民主党が知事提案の予算案にすべて賛成したのを引き合いに、「なぜこれまで、との提案にすべて賛成したのか。独自の主張で論戦を挑まれたらいいんじゃないですか」と徴発までした。

 田中幹事長は閉会後に記者会見し、「答弁は不十分。都政の私物化と責任回避の姿勢に対して、徹底した論戦を挑んでいく」と鼻息が荒かった。(朝日新聞2007年2月15日付14版29面=東京北部)



にわかに石原知事批判/都議会民主党/「ではなぜ都提案すべて賛成か」知事応酬

 東京都知事選(3月22日告示、4月8日投票)を前に、民主党はにわかに石原知事批判を強めています。14日の都議会本会議では田中良都議が、石原慎太郎知事の海外出張や知事の交際費、四男の都事業への重用などをあげ、「石原知事の都政運営がいかに都政を傷つけているのかをひとつひとつ明らかにし、都知事をかえることの重要性を訴える」などと力を込めました。そして石原知事を「公私の境目を見失い、周囲にたいこ持ちを置く裸の王様」とまで酷評したのです。

 これにたいして石原知事からは「選挙も近いせいか、たいそう派手な質問演説だ。(田中都議の)都政に対する評価は30点だそうだが、ならばいままでなぜ、都の提案に民主党はすべて賛成してこられたのでしょうか」と皮肉まじりの答弁が返ってきました。

 たしかに同党は自民、公明両党とともに、2005年の都議選後、予算をはじめ知事提案の489件すべてに賛成するまぎれもない与党です。前原前代表も「(民主党は)100%賛成でオール与党」と認めるほどです。

 しかも民主党は、石原知事と一体で悪政を推進してきました。たとえば「老人福祉手当という現金給付制度は、寝たきりを助長する」(03年3月)といって福祉を切り捨て、「(『君が代』で)多くの生徒が起立しなかった。これにかかわった教員は処分すべき」(04年3月)と、「日の丸・君が代」を強制する都政を後押ししてきたのです。

 田中氏は、石原知事の豪華海外出張を批判しましたが、民主党は01年から4年間、毎年海外視察を繰り返し、昨年は1人191万円かけて、南米最大の観光地のひとつ、イグアスの滝を視察しています。

 民主党がいくら野党ポーズをとっても、石原与党としての数々の?実績?を消すことはできません。(しんぶん赤旗2007年2月16日付B版2面)
posted at 11:42:15 on 02/18/07 by suga - Category: Politics

コメントを追加

:

:

コメント

No comments yet

トラックバック

TrackBack URL