suga's blog 徒然なるままに
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新銀行東京追加出資、都議会本会議で可決 自民2人欠席

新銀行東京追加出資、都議会本会議で可決 自民2人欠席

2008年03月28日19時50分

 経営難に陥っている新銀行東京に東京都が400億円を追加出資する議案は28日、都議会本会議で賛成多数で可決された。野党が提出した石原慎太郎知事の不信任決議案は否決された。

 議案は記名投票で採決された。賛成は自民、公明で67票、反対は民主、共産、生活者ネットワークなどの55票。自民では、自身のブログで「提供される新銀行からの情報は余りにも具体性に乏しい」などと記した樺山卓司氏と、佐藤裕彦氏の2人が体調不良を理由に欠席した。

 民主と生活者ネットワークは「経営悪化に対策を講じず、追加出資に納得できる説明がない」として石原知事の問責決議案を提出したが、賛成少数で否決された。共産が43年ぶりに提出した不信任決議案も否決された。

 本会議の最後、石原知事は「改めて都民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪し、「都民の負担を最小限にするには最善の策。万全を期して必ずよみがえらせます」と語った。同日の記者会見では、不信任決議案について「男の向こう傷みたいなもの」と表現。新銀行の経営監視をする「金融監理室」を都庁内に新設する意向を示した。

 追加出資に賛成した与党都議幹部からは「大変なのはこれから。再建が実現できなければ知事も都議会も責任を問われる事態になる」との声があがっている。

新銀行東京 400億円追加出資 自公賛成 本会議可決 都議会

2008年3月29日(土)「しんぶん赤旗」

 東京都議会は28日の最終本会議で、新銀行東京に400億円を追加出資する補正予算案を、記名投票の結果、自民、公明両党の賛成多数(67票)で可決しました。日本共産党、民主党、生活者ネットワークなどは反対(55票)しました。自民党の2人は本会議を欠席しました。日本共産党は追加出資を強行した石原慎太郎知事への不信任決議案を提出し、自民、民主、公明、生活者ネットの反対多数で否決されました。

 日本共産党の小竹ひろ子都議は、追加出資案の採決に先立つ討論で、新銀行の破たんについて、設立時に知事側近らが作った「マスタープラン」が開業3年後赤字とした原案を「黒字」に直すなど、都が過大な計画を旧経営陣に押しつけたことを批判しました。

 追加出資についても、400億円のほとんどがファンド事業など高リスク事業に使われ、新銀行の「再建計画」が現在の融資先中小企業から貸しはがしするものになっていると指摘。「銀行の存続は、知事のメンツのためだ。こんな銀行に存在意義は全くない」とのべました。

 小竹都議は、「(追加出資反対の)世論を気にしていたら政治なんかできない」と居直る知事の言動にふれ、「知事の資格はなく、不信任に値する」と批判しました。

 自民党は「大局的長期的見地から苦渋の選択をせざるを得ない」と弁明。公明党は「旧経営陣の責任はあるが、われわれ議会と知事の責任も重大だ」とのべました。
posted at 09:02:27 on 03/29/08 by suga - Category: Politics

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