suga's blog 徒然なるままに
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介護の担い手 若者が希望持てる待遇を

介護の担い手 若者が希望持てる待遇を
政策ウオッチ(朝日新聞5月13日付14版政策5面)

 「介護職が主役のテレビドラマをやってほしい」。介護福祉士を養成する専門学校の校長がこぼした。「介護の喜びが伝われば、めざす若者が増えるのでは」

 首都圏にあるこの学校に今年度、入学した生徒は定員40人に対し17人。介護保険制度が始まった00年度以降は定員を満たしていたが、昨年度3割減った。介護報酬引き下げもあり「給与が安くきつい」との印象が広がったからだ。

 介護福祉士の養成校で、定員割れや閉鎖が相次いでいる。介護施設や訪問介護の現場は、人手不足が深刻だ。働く場はあるのに、めざす若者が減り、「担い手が足りなくなる」と悲鳴が上がる。

 厚生労働省は人材確保の研究会を開いており、7月をめどに政策提言する。だが介護報酬アップについては「事業者が労働者に分配するかわからない」「財源がない」との理由で議論していない。

 過酷な勤務に心身を壊し、「月給20万程度では結婚できない」と嘆く介護職は少なくない。いいケアをするには介護職が元気になれる待遇が必要だ。若者が介護に希望を持つためにも。(荒香帆里)
posted at 10:13:07 on 05/13/08 by suga - Category: Politics

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