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アップル 時価総額5000億ドル
3月1日 10時40分
アメリカのIT企業アップルの企業価値を表す時価総額が、初めて5000億ドル(日本円で40兆円)を超え、来週にもタブレット端末の新型モデルを発表するとみられるなかで投資家の間で業績拡大への期待が高まっています。
29日のナスダック市場でアップルの株価は、終値で前日より7ドル3セント上昇して542ドル44セントと過去最高を更新しました。この結果、企業価値を表す指標として株価を基に算定される時価総額は5057億ドル(日本円で41兆円余)となりました。これは、日本企業で時価総額がトップのトヨタ自動車の3.5倍に上り、スイスのGDP=国内総生産に匹敵する金額です。
アップルの時価総額が拡大した背景には、アップルが来週にもタブレット端末iPadの新型モデルを発表するとみられていることがあり、投資家の間で業績拡大への期待が高まっています。
この影響でナスダック市場では29日、一時、11年2か月ぶりに3000ポイント台を回復しました。アップルの時価総額は、ナスダック市場に上場している企業の時価総額全体の11%を占めていることもあって、アップルの株価上昇の勢いがナスダック市場全体をけん引する形となりました。
posted at 11:06:25 on 03/01/12
by suga -
Category: Apple & Macintosh