死刑執行停止求めアピール アムネスティ日本が会見
アムネスティ・インターナショナル日本の若林秀樹事務局長らが15日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、2月21日に死刑囚3人の刑を執行した安倍政権を批判、谷垣禎一法相に死刑執行停止を求めるアピールを発表した。
死刑反対の立場の安田好弘弁護士も会見に同席し「国際社会の流れは死刑廃止。日本は全く逆の方向に向かっている」と指摘。昨年12月下旬の現政権発足から2カ月足らずで刑を執行した点について、死刑に対する慎重さを欠いていると危機感をあらわにした。
若林事務局長は「死刑は、生きる権利の侵害に当たる」と述べた。
2013/03/15 19:20 【共同通信】