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日航、希望退職目標の達成困難 整理解雇の判断焦点に

日航、希望退職目標の達成困難 整理解雇の判断焦点に

2010年11月8日7時4分

 会社更生手続き中の日本航空が9日を期限に最終募集している希望退職で、応募者数が目標の270人を下回ることが避けられない見通しになった。日航や管財人の企業再生支援機構は、「整理解雇」に踏み切るかどうか今月中旬にも判断する。

 日航は全職種を対象に約1500人の退職を募集、10月22日にいったん締め切った。パイロットが130人、客室乗務員は140人目標に届かなかったため、客室乗務員については対象年齢を引き下げ、計270人を最終募集している。関係者によると、依然としてそれぞれ数十人が目標に達していないという。

 こうした状況のまま9日を迎えた場合、日航は「『ある判断』をしたい」(大西賢社長)と、整理解雇に踏み切る方針を示してきた。ただ、人員削減の手法を問題視するパイロットの一部組合の組合員87人が4日に東京地裁に仮処分申請していることもあり、日航は従業員への説明を重ねながら、整理解雇の時期を慎重に判断するとみられる。

 日航と機構は8月末、今年度中に約1万6千人のグループ従業員を減らすことを盛り込んだ更生計画案を東京地裁に出し、今月末の認可を目指している。主力取引銀行から新たな融資を受け、来年3月に更生手続きを前倒しで終えたい意向だが、銀行側は人員削減を柱とするリストラの実行を強く求めている。
posted at 10:33:15 on 11/08/10 by suga - Category: Main

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